帳票のフォームを自動的に識別したり、フォームを除去したり、又元に戻したり(オーバーレイ)できます。この機能によりファイル容量や電送コストの大幅な軽減が可能となります。又、マークセンス機能もあります。
FormFixには、そのすべての機能を使用して、独自のオリジナルプログラムを作成できるツールキット版と、使いやすく機能化したアプリケーション版があります。
FormFixツールキット
C言語のSDKです。画像処理、フォーム認識等を170種以上の関数として提供しています。主な機能については、サンプルソースもついていますので、機能チェック、試行なども簡単にできます。
FormFixアプリケーション
利用形態に合わせ8種類のアプリケーションをご用意。その日のうちから業務に利用できます。
- OMR(マークセンス)認識(APP01)
登録されたフォームを認識し、その指定した部分に追記された情報があるかどうかを判別しオン・オフを出力します。
フォームを認識するので、複数のフォームの混在もOK。
登録フォームからの差分(追記データ)を認識するので、アンケートはがきなどマークシートフォーム以外でもOK。
記入の有無をチェックするので、マークシート以外にも、記入漏れチェックなどにも利用できます。
- フォーム除去再生
フォームを除去して、画像ファイルの大きさを小さくします。
フォームを除去するときにアラインメント情報(登録フォームとのずれ情報)も保存するので、再合成したときに、フォームと記入文字のずれがなく再生できます。
多量のデータの保存等にご利用できます。
- フォーム切り貼り合成(APP03)
フォームの指定した部分を切り取り、別の用紙に指定した大きさで貼り付けることができます。
数種類のフォームの形を1種類に統一することができます。
数種類のフォームから、必要情報だけを統一したリスト形式に編集出力することができます。
1種類のフォームから、情報ごとのリスト(名前だけリスト、住所だけリスト等)を編集出力することができます。
- テキスト情報貼り付け(APP04)
CSV形式のテキスト情報を、画像上の指定した位置に画像として貼り付け合成することができます。
パンチデータの目視チェックなどに利用できます。
画像ファイルのファイル名を、画像上に合成することもできます。
- フォーム切り貼り合成複数連続情報タイプ(APP07)
裏表、連続ページ帳票など、1件の情報が複数枚のイメージに分かれる場合、それらの情報の連続性をとりながらイメージを切り貼り合成することができます。
- 帳票分類システム(APP10)
帳票を認識して分類します。帳票の種類ごとにフォルダーに分けること、または、ファイル名の拡張子をリネイムすることができます。
- 画像分割システム(APP12)
画像を指定した部分で切り取り、それぞれの部分毎に別フォルダーに出力します。
切り取る前に画像補正(傾き補正等)を行います。
このアプリケーションでは、フォーム照合をしないため、ノーマッチフォームが出ず、すべての画像が確実に処理できます。
画像のセキュリティー向上などに利用できます。
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